2019-05-01 水曜 

      
 

        さようならマリア

        たくさんの思い出ありがとう 



   
     




   




   




   



   
   
     2017-01-10 新潟 八海山スキー場周辺



   
     2017-11-16 伊豆下田にて





   



  さようならマリア たくさんの思い出ありがとう 


  
本田美奈子  アベマリア ♪


  年号が変わった令和元年5月1日 16時05分。

  愛犬マリアが私の腕から天国に旅立ちました。

  9歳9カ月の生涯でした。

  ほんの2週間程前まではようやくドツクランが使えるようになり大喜

  びしていたのですが、別れは突然やって来ました。

  正式な病名は分かりませんが連休に入る少し前から発作と痙攣を

  何度かおこしましたので、かかりつけの動物病院に行き手当して頂き

  ました。病状的にはテンカンのようですが、その原因が内蔵から

  来ているのか脳からきているのかはその場ではわからず。テンカンの

  治療薬を頂き2〜3日は病状が安定し発作は収まったのですが、日増しに

  食欲も元気もなくなり、先代の愛犬リージェントの末期を思い浮かべさすよ

  うな状態が続きました。

  昼夜を問わず1時間置きぐらいに様態を確認する日々が続きました。

  そして運命の日がやってきました。年号が平成から令和に変わった

  その日16時05分頃。

  忙しい業務の合間をみて確認に行ったところ、いつもの寝顔でしたが

  よく目視すると息をしていないのに気づきました。

  急いで体に耳をあて心臓の鼓動を確認しましたが鼓動が聞こえません。

  マリア!! マリア!! と何度も大声で叫んでも閉じた目を開けてはくれません

  でした。 心肺停止状態、ただ体温は未だ生暖かく感じでした、大声をあげ

  泣きたい衝動に駆られますが、その悲しい感情が何かに打ち消されて

  しまうのです。

  それが何よりも悲しかった事。

  マリアのために悲しみにしたる事さえ出来なかったのです。

  10連休は宿の方がほぼ満室状態で時間に追われた日々でした。

  私には経験がなく不適切な例えかも知れませんが、激戦地で最愛の

  親友が隣で倒れ亡くなっても悲しんではいられず、任務を遂行しなくて

  はならない兵士の心境でしようか・・・・

  今日、ようやくその忙しさから解放されました。

  これからジワジワと悲しさ、寂しさが私の心を埋めつくすでしょう。

  事実、ショパンのこの曲を聞きながら文章を書いていますが、マリアとの

  思い出がフラッシュバックのように脳裏に映し出され涙が自然とこぼれ

  落ちます。

  マリアは本当に優しく素直で可愛い子でした。

  そしてマリアは多くのお客様に愛されました。

  小さなお子さんからマリアちゃんに会いたいと良く言われました。

  マリアは誰に対しても決して吠えたり威嚇することなく愛嬌を振りまき

  お客様に接してくれ我が家の看板犬てした。

  今はマリアは赤城メモリアルパークの慰霊塔で永眠しています。

  近々、ゆっくりと供養に行ってきます。

  マリアを可愛がってくれた多くの皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

  有難うございました。

  また、マリアの命を救おうと一生懸命に医療活動&アドバイスを頂いたY先生

  F先生ありがとうございました。

  年齢的にマリアが私にとっての最後の愛犬となることでしょう。

  そして最後に一言 " マリアありがとう
"


  ♪ショパン  夜想曲第20番 ハ短調   


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